2010年7月15日木曜日

エースとアシスト

水曜日はWeb班が担当なので、Web統括のしげちがお送りします(^^)/

昨日から今日にかけて、雨が大変なことになってますねー。
人生の大半、京都に住んでますが、これほどの大雨は滅多にお目にかかったことがありません。

そんな中ですが、僕たち京都学生祭典実行委員は祇園祭にあわせて、広報部の制作部門がデザインしたうちわ、動員戦略部門が主体となって四条~三条河原町で配布しました! 雨の中で受け取ってもらえるか不安でしたが、四条河原町では持ち込んだうちわ全てを順調に配り終えることができました!
明日・明後日も引き続き配布しますので、三条・四条で赤いTシャツを着た実行委員を見かけるかと思います。是非、お近くにお寄りの祭は祭典うちわをGETしてください!
これからどんどん暑くなるので、うちわが欲しい季節になりますしね。


ところで、
日本代表の活躍などで盛り上がったサッカーワールドカップも先日の決勝、スペイン対オランダ戦で閉幕しましたね。みなさん、決勝戦は見ていましたか?
僕はF1イギリスGP決勝を見た後にそのまま明け方まで頑張って起きて見ていました(笑)。決勝戦にふさわしい、すばらしい試合に眠気も吹き飛びました!
それぞれのチームに得点王を狙うスナイデルやビジャといったすばらしいストライカーがおり、MFのテクニックにも目を見張るものがありますが、それらの選手の個人技以上にオランダの堅い組織的ディフェンス、スペイン速いパス回しからの攻撃といったチームワークが印象的でした。

スポーツの祭典というとワールドカップやオリンピックが有名だと思いますが、ヨーロッパなでは非常に人気のある自転車ロードレースでは、グランツールと呼ばれる「ジロ・デ・イタリア」、「ツール・ド・フランス」、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」という3つの大会が有名です。
その中でも最も有名なツール・ド・フランスは7月にはじめから3週間ほどかけて行われていて、今日が第10ステージです。

これらの競争系の競技というと球技に比べるとチームワークなんてあんの?個人技勝負じゃない?なんて思われるかもしれませんが、一度見てみるとロードレースでは実は球技に負けず劣らずチームプレーが重要だということに気づくと思います。

各選手はチームから参戦しているのですが、大体エースという総合優勝やステージ優勝を狙える選手は数人しかおらず、その他の選手はエースのサポートをするアシストという役割を持っています。

先に逃げて相手を攪乱したり、エースの前で走って風よけになったり(自転車といえどかなり速く空気抵抗が大きいので)、時にはサポートカーからたくさんドリンクボトルなどを受け取って、エースの人に渡すなんてことまでする選手もいます。もちろん、そんなことをしていると余計に体力を消費するので不利ですし、まず勝つことはできません。
彼らも世界最高峰の大会に出られる選手たちなので、すばらしい実力を持っているのに、その様な役割に従事しています。

チームとして、エースが勝てるように一丸となって協力している。それぞれが個人で戦っているようで実は密なチームワークがチームの強さを支えているわけです。


しかし、マイヨ・ジョーヌ(総合トップ)を狙うエースが落車やトラブルでもう見込みがなくなると、エースであってもアシスト的な役割を持つことがあります。ツールで何連覇も決めているランス・アームストロングという有名な選手がいますが、今回のツールでは既にマイヨ・ジョーヌ争いからは脱落してしまいました。そのため、チームの中でアシストに近い役割も持っているようです。

さらに選手達を常に車で追いかけてサポートする監督やチームスタッフ、自転車を調整するエンジニア、選手の体調に気を配るマネージャーなど影から支える存在がたくさんいます。

このロードレースを面白くしているのはこういったチームによる戦略・協力といった要素が複雑にからんで、予測不能な結果をもたらすからでしょう。


さて、京都学生祭典の様なイベントでの主役というと、京炎 そでふれ!の踊り手・京炎みこしの担ぎ手・学生司会者、一般からの参加者ではKSMAのバンドや、そでコンのダンサー・踊り手達といったところでしょうか。
そして、それを支える実行委員の中でも企画を作る企画運営部などは企画に直に触れるだけに「実行委員らしい」仕事を受け持っているという感じがあります。
一方で極端な話、広報部が受け持つ広報・宣伝は祭にとって必要不可欠ではないと言ってしまうこともできてしまいます。

ここで、これまでのロードレースの話を引用すると、我々広報部は祭典のアシスト役に他ならないと言えるのではないでしょうか?
祭自体を創りあげるわけではないですが、多くの企画参加者を集め、観客を動員して盛り上げていくのが広報部の役割であり使命です。影での活動が多いですし、地味で大変な仕事も多いですが、それが確実によりよい祭典を創りあげることに貢献し、祭典のエースとも言える主役達や企画をもり立てます。その点、広報部は総務部と並んでアシストという意味合いの強い部署ですね。

アシストに様々な役割があるように、広報部もメディア部門・動員制作部門・制作部門・Web部門とそれぞれ違う形で認知度アップ・動員数増を目指し、それを通して祭典を盛り上げられるよう活動しています!



エースの活躍はアシストあってのものです。その役割を担っているんだと思うと、広報部の活動の意義というものがいかに重要かというのがわかります。
もちろん、広報部もチラシまきやポスター貼りといった人手の必要な活動では他部署のみなさんに助けてもらっています。実行委員同士のチームワークによってより大規模な広報活動が展開できているわけです。広報部も他部署の活動を助けることもあるので、持ちつ持たれつのチームワークですね。



各部署と連携し、祭典に関わる人々をひとつのチームとしてよりよい祭を創りあげていくためにも、祭典の名アシストとして活躍できるように頑張っていきたいですね(^^)

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