こんばんは。久しぶりにWeb統括しげちです。
ここ2週間ほど書けていませんでした。というのも、大学院の試験があったからです。
おかげさまで、みんなが楽しんできた合宿にも行けへんし!!
もう、遊べないし、祭典にも顔出せないししで、フラストレーションたまりまくりですよ(; ;)
とりあえず、一つは終わりましたが、まだもう一つの試験が10日ちょっと先に控えてるので、まだ解放されない・・・ 早く終わって欲しいですね。
さて、そんな中ですが先日、大学の工学部向けのリーダーシップ教育プログラムってやつの集中講義で京都に本社を置く、技術系の企業3社を訪問して、いろいろな話を聞いてきました。
みなさん、ご存じかもしれませんが、京都に本社を置く技術系の企業というのは結構たくさんあって、例を挙げれば、祭典の特別協賛企業でもあるロームをはじめ、GSユアサ・島津製作所・堀場製作所・村田製作所・ニチコン...etcとありまして、多くの企業は祭典にも協賛してもらっていて関わりが深いです。
ちなみにこれらの企業は、全部僕の専門電気電子工学に関係があります!w
というわけで、企業勉強会などでこれらの企業のお話はすごく興味深く、去年もいろいろ質問したり話を聞きました。今年もそういう機会があれば是非積極的にからんでいきたいですね。
話がそれました。その3つの企業を訪問している中である企業ではなんと社長さんとお会いして、ディスカッション的なものを小一時間やらせてもらいました!!
この社長さんはすごく面白く話してくれる人なのでこの機会は楽しみでしたし、実際すばらしい時間を過ごせました。その中で印象に残った部分を伝えてみたいと思います。
まず、生き方というか人生や仕事をする上で重要だと思うことについて、
「何か自分の中心となるものを決めて、それを軸にして物事に取り組むと中心がしっかりしているから、ブレなく方向性が決まる。自分の基軸となるものを決めることが重要だ。」
僕がいろいろな事に挑戦して幅広い知識をもとにして取り組んでいきたいって言ったのを受けてのことですが、ゼネラリストになるにしても何か一本持ってると違うと思うよとおっしゃっていました。確かにその通りだと思いますし、前に研究室の先生と話したときもそれに近いことをおっしゃっていたので、やはりみんなが共通して重要だと思う点としてある種の一般性がある事なんでしょう。
みなさん、自分はこれで生きていくんだ!これを軸にやっていくんだっていうもの持ててますか?
僕は「幅広い経験と知識」と「挑戦と向上心」を軸にしていきたいと思っていたのですが、この話聞いて少し考え直してみているところです!
他には
「興味を持つと言うことは非常に重要で、あることに興味を持って取り組めるかどうかがそれをうまくやれるかにつながる」
という様な事もおっしゃっていました。この会社の社是にもつながっているような言葉だと思うのですが、やはり「好奇心」・「探求心」は人間の本質的な部分でこれなくして、向上も進化もないのではないでしょうか。好奇心は好きなものほどわきます。例えば、自分の趣味の事だとか好きなアーティストの情報だとかだったら「もっと知りたい!」って気持ちがどんどんわいてきますよね。そうして、とりいれた知識や経験が力となって、さらに好きになっていく。そういうポジティブフィードバックがかかるから「好きこそものの上手なれ」という言葉があるのでしょう。これも一つの成功の秘訣ですね。
祭典の仕事も漫然とこなすだけでなく、好きになっていけば、自ずと結果もついてきますし、なによりやっていて楽しいですよね(^^) まず、好きになることから初めてみましょう。
あとはより実践的になりますが
「20代の時に持っていた疑問や、やりたいと思っていた事がその後の方向性を決める」
とおっしゃっていました。社長さんが社長になってからやろうと思ってきたことは大体20代の時にここはおかしいとか、こういうことをしたいとか思っていた事だそうです。その点で20代の間にどれだけの事を取り入れて消化して行くか、世の中に疑問を持って課題を見つけていくことというのは重要です。
それに関連することで
「様々な人々と接していろいろな価値観と接して初めて見えることがある。多様な文化や人々と交流し取り入れることは重要」
という話もありました。やはり、自分がいる狭いコミュニティの中では視野も狭くなり、つい内側を見てしまって、広い視野・ニュートラルな目線で物事を捕らえることができません。その点、祭典はインカレで様々な人々がいます。僕自身、2回生までは、ほとんど他の大学の人々とは関わりがなかったので、3回生で祭典に入ってからは「みんなは、こんなことを思っているんだ・こういう風に考えているんだ」とか驚いたことも少なくありませんし、その経験は非常に貴重なものだと思っています。
せっかくなので、社長さんにも学生祭典をやっていて、こういう経験ができてありがたいと思っていると言ってみたところ、祭典の事をしっかり認識してくれていて!、祭典についても少し話すことができました。社長さんとしては学生の皆さんにそういう交流をして様々な事を経験し頑張って欲しいと思って支援しているとおっしゃっていました。
また、この様に祭典がたくさんの企業から支援を受けられるのは京都という土地柄・文化によるもので学生を応援する、学生にやさしい京都の気質というものがあってこそ成り立っているものだと言っておられました。不況の中でコスト削減する中でも祭典への協賛金は削らなかったそうです。
それほどまでに応援してもらっているんだと思うと身が引き締まる思いですね!
こうして支援してもらっているのは、祭典がその企業にとって広告などでメリットがあるからだけではなく、「学生が京都で貴重な経験をし、能力を向上させて社会で活躍していって欲しい」という期待があるからなんだと、今回お話を聞いて強く感じました。
「学生の町 京都」の文化として、この様に学生の未来を支援する・応援するというものがあるのですから、僕たちはそれに十二分に応えていきましょう!!
さて、僕にとって印象的だったところを抽出してきてみましたが、みなさんにもこの言葉が届いてくれるとうれしいです。祭典をやる上でも、今後の人生を生きていく中でもきっと重要になることがたくさんつまっていると思います。
以上、1人だけ明らかに違うノリのブログ投稿を続けるしげちがお送りしました(^^)/
来週・再来週あたりは別のWeb担当にバトンタッチしてみようかなーなんて考えてます。
それでは、ごきげんよう!